こんにちは、市川です。
「何か今日嬉しかったこと、ある？」
そう聞かれるとすごく返答に困ります。
特にないんですよね。
失敗してしまったことや、
後悔していることなら
いくらでも思いつくのですが、
うまくいったことや
嬉しかったことと言われると
正直思いつかない。
しかも、
特にない。なんて答えたら、
「なんかあるでしょ？
毎日どこかしらが違うはずなんだから、
もっと興味や関心を持て！」
なんて言われてしまって、
まるで、
つまらない人間のような捉え方を
されてしまいます。
嬉しかったことが思いつかないのは
興味や関心もあるかもしれませんが、
自分の喜びのハードルが
上がってしまっているんだと思うんです。
子供の頃。
友達と公園で野球をやっていて、
全然バットを振っても
ボールに当たらなかったのに、
当たるようになった。
ゲームをやっていて、
ずっと倒せずに苦戦していた敵を
簡単に倒せた。
それだけで
めちゃくちゃ嬉しかったですよね。
嬉しいから
どんどんハマリ、
のめり込んでいって、
ボールが見えなくなるまで野球をしていて、
帰るのが遅くなって
家に入れてもらえなかったり、
ご飯を食べずにゲームをしていて
ゲーム機を隠されたり。
みんなそうだったと思うんです。
ところが大人になると、
今までできなかったことが
できるようになってもそれほど嬉しくない。
できて当たり前と思っているのか、
それとも喜ぶことが恥ずかしいのか。
嬉しさを
感じにくくなっているような気がします。
多分そうなってしまうのは、
人と自分を比較してるから。
正直、
子供の頃の嬉しかった経験なんて
誰でもできることばかり。
野球だってゲームだって、
やっていればそのうちにできるでしょ。
ってことばかりです。
けれど、
そんなの関係なくて、
できるようになったことが
嬉しくてしょうがなくて、
そのことにのめり込んでいったはず。
人ができるとかできないとか
関係なかったんです。
ところが大人になると、
新しいことができるようになっても
他の人でもできる。
いや、もっとできるヤツもいる。
なんて考えるようになって、
こんなことで喜んではいけない。と
喜びのハードルを上げてしまいます。
確かに上司から
「これくらいで調子にのるなよ！」
なんて言われ続けたら、
まだまだ
これくらいじゃ褒められもしないんだ。と
自分で自分のハードルを
上がってしまうのかもしれませんが、
できなかったことが
できるようになるのって、
子供とか大人とか関係なく、
単純に嬉しいですよね？
さすがに
バットにボールが当たるようになったから喜べ！
というのは難しいかもしれません。
確かに子供の頃と比べたら、
できて当たり前のことは
圧倒的に多いかもしれませんが、
もし嬉しいんだったら
喜んだらいいじゃん！って思うんです。
ただ、
その嬉しさを口に出すと、
上司や家族から
気持ち悪がられるでしょうし、
それこそ、
「調子にのるなよ！」って言われかねないので、
こそっとガッツポーズをするか、
ニヤニヤするくらいにしておいてください。
くれぐれも1人で。
バレて恥ずかしい思いをしても
自己責任でお願いします。笑
しかし、
それくらい喜んでいいと思うんです。
私は単純なので、
ちょっと新しいことができるようになったり
ちょっと成果が出ると、
嬉しくてしょうがなくて、
それがモチベーションになって
頑張ろうと思えるのですが、
その反面、
うまくいかないとすぐに飽きる。
飽きる早さは
人の50倍は早いと思います。
まあ、50倍は冗談だとしても、
ほとんどの人はそうだと思うんです。
それなら、
自分の喜びのハードルを下げちゃって
どんどん喜んだ方が、
無駄にハードルを高くしていて
やらなくなるよりもよっぽどいい。
そう思います。
本日も最後までお読み頂きまして、
ありがとうございました！
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