古物商の立ち入り検査。

古物商の立ち入り検査。

こんにちは、市川です。

 

 

『古物商許可証』って

聞いたことがあると思います。

 

カメラに限らず

中古品を販売目的で仕入れる場合、

古物商許可証が必要になります。

 

この辺はグレーだとも言われるので

なんとも言えないのですが、

ビジネスとしてやるのなら必須。

 

ちなみに

公庫から借り入れをする時に

提出物として必要だったので、

 

その辺を考えられている方は

実際に申請し許可証がもらえるまでに

準備や時間が必要になりますし、

 

手続きが済んだとしても

即日発行されるわけではありません。

少なくても3週間はかかったと思います。

 

なので、

今のうちに取っておいたほうがいいと思います。

 

 

そんな古物商ですが、

いわゆる立ち入り検査というものがあります。

 

検査の理由は主に2つ。

①営業実態があるか

②管理がされているか

 

①の営業実態があるかについては、

古物商は基本的に

営業所の所在地の警察署が管理しているので、

 

営業所が移動していると

変更を届け出ないといけません。

 

なので、

営業がされているのか。

 

移動している場合は

届け出がされているのかの確認のため。

 

②の管理がされているかについては、

古物商のプレートが掲出されているかや

古物台帳があり、管理されているかの確認。

 

こういうことをチェックするために、

抜き打ち、アポなしで検査が入るそうです。

 

ただこういうのって、

そういう検査があるという話は

良く聞くのですが、

 

実際に来たという話を聞くことって

ほとんどありませんよね。

 

ところが・・・。

今日私のところに来ました。

 

(今回は抜き打ちではなくて、事前に連絡がありました。

その理由は後ほどお話します。)

 

おそらく多くの方は私と同じように、

・ビジネスとして転売を行うから

・公庫の借り入れのために必要だから

という理由で申請したと思いますので、

 

とくに管理なんかは

把握されていない点もあるでしょうし、

もし抜き打ちで来られた場合に

パニックになるでしょう。

 

さらに、

『古物営業法』という法律なので、

守れていなければ罰則もあります。

 

6ヵ月以下の懲役、

または30万円以下の罰金です。

 

そうならないためにも、

特に管理の部分のお話で注意すべきポイントを

お話させて頂きたいと思います。

 

その前に、

どうして事前連絡があったのか?ですが、

 

多少推測の部分もあるのですが、

・古物商を取ってから検査が初めてだった

・古物営業法が改定された

からかと思います。

 

基本的に

3~4年に1回はあるのでは?とのことでしたし、

 

10年近く変更などの届け出がない場合も、

実態確認のために検査に入るとのことでした。

 

事前連絡があった理由はあくでも推測ですので、

特に長年やられている方は注意かもしれません。

 

 

まず1つ目が、

『営業所の有無』です。

 

私は申請の際に

営業所有りで申請したようで、

 

具体的にお話を聞いたところ、

営業所無しは完全にネットで完結する場合。

とのことでした。

 

在庫を保管していないなど

お店だけではなく事務所もない。

おそらく無在庫転売のイメージだと思います。

それが営業所無しだそうです。

 

そうでなければ営業所有りになるので、

営業所がある場合は、

古物商のプレートを掲出してください。

とのことでした。

 

プレートは警察署で

500~600円で販売しているそうなので、

簡単に準備できます。

 

そして2つ目。

古物台帳です。

 

とても恥ずかしいのですが、

私は全く知りませんでした。

 

古物台帳とは、

仕入れをしたり販売をした時に

その取引についての情報を記載するものです。

 

事前に立ち入り検査の連絡があった時に、

台帳の話を聞いたので自分でも調べてみたのですが、

 

ヤフオクやメルカリなどでの

仕入れの時にやらないといけないこと。

これがヤバイ。

 

自分でゲームや本、服を

直接お店に持って行って売ったことのある方なら

ご存知かと思いますが、

 

売る時に、

身分証を提出したり、

署名をしたり、印鑑を押したりしますよね?

 

これをヤフオクやメルカリでも。

やらないといけないんです。

 

出品者の方に、

免許証や住民票のコピーをもらって、

こちらから用紙を郵送して、

署名・捺印をしてもらって送り返してもらう。

 

こんなこと今までやってません・・・。

 

というか、

そもそも最近は匿名配送ばっかりで

名前すら出すのもイヤな出品者の方が

こんなことをしてくれるんでしょうかね。

 

これについてはネットでも

色々な意見や見解があって、

 

・絶対にやらないとダメ。

・色々面倒だからメルカリはやらず、

ヤフオクはストア出品者からしか仕入れない。

・オークションIDや

ニックネーム・アカウント名を控えていれば大丈夫。

などなど本当にバラバラ。

 

古物台帳は

今後やっていかなければならないので、

来られた方に匿名配送について確認しました。

 

結論としては、

・仕入れ(購入年月日)

・ニックネーム、アカウント名

・商品ID、オークションID

を最低限控えてください。とのことでした。

 

もちろんその他に

商品名など元々記載するべきことは

記載した上で。です。

 

これは警察署によっても

対応が違うかもしれないので、

 

一度ご自身の管轄の警察署に

確認した方がいいかもしれません。

 

ただ、

「匿名配送」と私が言っただけで

すぐに対応策をお話して頂いたので、

 

ほぼほぼ

このような方法なのではないかと思います。

 

ちなみに、

いわゆる直接買い取り。

 

過去、商品を買ってくださった方から

直接商品を買い取る(仕入れる)場合には、

 

通常の手続き、

身分証のコピーや署名、捺印が必要になります。

 

また、古物台帳自体は

販売もしているそうですし、

自分でPCやノートで管理してもいいそうです。

 

 

特に指摘されたのはこの2点でした。

 

台帳の管理は面倒な部分もありますが、

『偽物や盗品を販売してしまった時に、

取引についての情報を提供する。』

という大事なところもありますし、

 

自分自身の身を守ることにもなります。

 

これから古物商を

取られる方もお持ちの方も

古物台帳は付けていって、

 

アポなしの立ち入り検査の時に

慌てないようにしましょう。

 

 

本日も最後までお読み頂きまして、

ありがとうございました!

 

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